住友3MローゼットCat5e/Cat6の取付け方

住友3MローゼットCat5e/Cat6の取付け方

住友3MローゼットCat5e/Cat6ジャックツールレスタイプの取付け方

住友3M、VolitionのRJ45モジュラージャックツールレスタイプの取付け方です。カテ5(VOL-OCK5E)とカテ6(VOL-OCK6)の成端方法は同じです。3Mのローゼットは壁コン用のJISプレートや露出ローゼットの側に共通して使えます。

 

このローゼットで注意しないといけないのは、成端方法で部品に芯線の差し込み方が2方向(上下)あります。露出ローゼットは必ず下から入線します。また気にならない人はいいですが、気になる人は壁コンの取付枠に既存のローゼットが先に着いている時、BOX受けしている時は、ケーブルの取り回しを考えて成端しましょう。

 

 

ケーブルの皮をむきます。
カッターの刃が入らないように注意しましょう。

4~5センチぐらいむきます。
慣れるまでは少し長めの方がいいと思います。

芯線を折り曲げて十字介材を切ります。
芯線に気をつけてなるべく根元で切ります。

芯線を伸ばします。他のページでの伸ばし方でやる場合は、折り曲げる場所をずらしながら長めに伸ばして下さい。
ケーブルの皮むき位置から3センチぐらいは伸ばした方がいいです。

先の方は伸びてなくて構いません。
色順はRJ45と同じなので分かりやすいです。
3センチ位の所をつまんで、RJの色順で揃えます。
芯線が伸びている所を斜めにカットします。
黒いウィングのような部品は黄色の丸の爪で止まってますが、返しを押えなくても指で外れます。
黄色の丸の穴は、カシメた後にまた取り外す時ようの穴です。精密ドライバーを入れてこじっていくと白い部品が取れます。

RJの色順に並べてますので白い部品を裏返します。RJの色順を茶から揃える人はそのまま入れても構いません。
芯線の入れる方向は上下どちらからでも出来ます。

一芯一芯入れていきます。
露出ローゼットの場合は必ず下(この方向)から入れないといけません。

裏側を見るとこんな感じです。

奥まで差し込みます。
芯線がもうちょっと見えていて構いません。皮を白い部品まで付ける必要もありません。

ここでひっくり返して、芯線を向こう側に折り曲げます。
ケーブルと白い部品を押えます。

白い部品にニッパを押しあてて、いらない芯線をカットします。
この状態で動かすと芯線がはみ出したりしますので、あまり動かすのはやめましょう。

本体と合体させるのは向きが決まってます。合わないと押し込めません。
指である程度押し込んだら黒いウィングみたいな部品をかぶせます。
黒のウィングで、コキッと感触が伝わるぐらい閉じます。

このぐらい閉じていれば押し込めてます。
完成です。

壁コンならJISプレートを取り付けて完成です。
露出ローゼットの場合は、ケーブルをこのように折り曲げます。
曲げた所の芯線と皮はこんな感じです。
普通ならこのように取り付けそうな感じですが逆です。ケーブルが噛んでしまってはまりません。
ケーブルが上に来るようにはめます。ローゼットの向きにも注意です。
ケーブルをあまり何回もグニュグニュしてしまうと、芯線がへたるので気を付けましょう。
横から見るとこんな感じです。

ケーブルが抜けないように側にインシュロックでとめてからフタをします。
正面のC6と3Mの文字が逆になるがこれでいいのだ・・・

完成です。
壁コンで既設がある場合の気になる人ようです。気にならない人はスルーして下さい。他の部品と干渉する可能性があります。ケーブルが挟まる感じや他の部品を押し付ける感じが嫌な人は、芯線の入れ方を考えて成端しましょう。
この場合3Mのコンセント自体を左と中央で替えて、ケーブルが2本くっつく感じでも良さ気でしたが付け直しました。

 

 

Cat5e 露出ローゼット(1ポート用) VOL-SMB-1TK5

 

 

Cat6 露出ローゼット(1ポート用) VOL-SMB-1TK6

 

 

Cat5e 壁用JISプレートとローゼットセット VOL-5OCKSA JPN

 

 

Cat6 壁用JISプレートとローゼットセット VOL-6OCKSA JPN

 

 

日本製線 ケーブル皮むき器 クルリッパー(SM) 通称くるくる

 

 

日本製線 ケーブル皮むき器 クルリッパー(SL) 通称くるくる

 

 

2011年までのケーブル皮むき器(横小)と同じサイズはSLです。ケーブル適合サイズは5パイ~10パイです。SMは4.7パイ~9パイです。歯の調整ができるのでどちらでも大丈夫です。だいたいの太さの弱電ケーブルは使えます。多少細くても、太くても使えるようになります。

 

 

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