LANの基本となるモジュラープラグRJ45の取り付け方です。パンドウイット(Panduit)製のMP588でご説明しますが、他メーカーのものでも同じようにできます。電話で使うRJはケーブルの撚りがすくないだけで同じに付けます。
またUTP4Pケーブルでケーブル自体Aタイプ推奨している物がありますが、多少くせがありますがBでも取り付けれます。Aで作っても問題がないようであればいいのですが、統一性を重視するような場合に限り付けれますと言う事です。パンドは爪(レバー)折れ防止がいいので非常に使い易いです。
STP/FTPのプラグは、シールド(アルミ箔みたいなホイル、細い針金)を皮のむいた根元から折り曲げてあげればいいだけで。取り付け方は普通のと同じです。プラグもSTP用のプラグを使用し折り曲げたシールドがプラグの金属部分にカシメた時にしっかり噛んだことを確認しましょう。
先端から2.5センチ~3センチ位の皮の所に切れ目を入れます。 | |
皮を剥ぎます。 |
|
※普通はこのように芯線を一本一本伸ばしますが、このサイトでは伸ばしません。 |
|
ペアごとのよりをほぐします。(皮の剥いだ所までよりを戻します) |
|
芯線を色順に並べます。 |
|
人差し指の爪を合わせるようにして、芯線の先端を摘みます。 |
|
摘んだ所をしっかりもって上下にグニュグニュっと折り曲げます。 |
|
色順がバラけないように芯線を保持します。 |
|
見ると中心がだんだん真っ直ぐになってくるのが分かると思います。 | |
3、4回位上下にすれば大丈夫です。 |
|
このぐらいで大丈夫です。 |
|
横から見るとこのような少し湾曲している状態にしておきます。 | |
点線のミドリラインの内側の芯線が伸びていればOKです。 | |
皮のむいたところから1.5センチ位の所でカットします。 |
|
RJ45の内側のギザギザへ沿わします。 |
|
先ほど付けた少しの湾曲はこの時に入れやすいようにするためです。 |
|
RJ45の先端に着くまで挿入します。 |
|
皮の位置をここまで挿入します。 |
|
横から見るとここまで入れます。 |
|
芯線がRJ45の先端まで来ているのを確認します。 |
|
カシメる時はケーブルをしっかりカシメの方向に力を入れっぱなしにしておいきます。 |
|
完成です。 |
パンドのカテ5のモジュラープラグです
パンドウイット RJ45カシメ MPT5-8AS カテ5、カテ6、細径すべてのRJ共通に使えるカシメです
日本製線 ケーブル皮むき器 クルリッパー(SM) 通称くるくる
日本製線 ケーブル皮むき器 クルリッパー(SL) 通称くるくる
2011年までのケーブル皮むき器(横小)と同じサイズはSLです。ケーブル適合サイズは5パイ~10パイです。SMは4.7パイ~9パイです。歯の調整ができるのでどちらでも大丈夫です。だいたいの太さの弱電ケーブルは使えます。多少細くても、太くても使えるようになります。