無線LANルーターやアクセスポイントの「電波が強くて2階の部屋に届くものが欲しい」誰でもガンガンに届くものが欲しいです。ですが一般に市販されている物でWi-Fiが何処何処届くものや、電波が強いと言われるものにはハイパワーの表記がされてますが、実際はあまり関係ありません。たしかにノーマルorハイパワーと言われればハイパワーの方が良いと思いますが、それだけで離れた所に電波が届くわけではありません。値段が高くてハイパワーなら「2階の部屋に届くだろう」の考えではなく、設置する場所の事を考えましょう。いくらメーカーが煽り文句でハイパワーと言ったところで、すべて無線の免許がいらない電波の強さなのです。数千円~2万円位ではどんぐりの背比べでしょう。(以下、ややこしくなるので無線LAN、無線LANルーター、アクセスポイント、Wi-Fiルーターは機械的に同じ意味、電波とWi-Fiは同じ意味とします)
どの機種にしようか?中継した方がいいのか?届くのか?と悩んでネットで調べまくっても答えは出ません。機種選定よりまず、使用する環境を把握しているのか?が大事です。それにより、親機でだけでいけるのか?子機もいるのか?が分かります。
アクセスポイントの設置場所と端末(パソコン、スマホ、タブレット、ハンディターミナル、ゲーム機など)の間で内壁(部屋内を仕切る壁)と床の材質を知ることが大事です。材質を知ることにより、電波が通りづらいのが分かります。材質と内壁などの障害物の数で電波が届く、届かないの判断はある程度分かってくるでしょう。
電波はコンクリートやデッキ(鉄板)はキツく、木やスチールパーテェーション、ボードは通り易い方です。ALCは中間の通りづらさです。壁の中にある断熱剤(グラスウール)はほとんど関係ありません。内壁や床の材質を判断するにあたって、建物自体の造りと内壁の材質は別物ですのでお間違えなく。
Wi-Fiが届く範囲ですが、基本的に水平方向は届きやすいです。しかし垂直方向への電波は弱いと思いましょう。一般向け用にメーカーも「3階まで届くとか」オーバーに宣伝しますが、よっぽど環境が合致してないと現実的には無理だと思いましょう。床を通過させて2階で使う事自体も無理なことが多々あります。機種によって色々宣伝の仕方はありますが、全て規格内のパワーだと言うことをお忘れなく。
壁を何枚も通過させたり、違う階へWi-Fiを届かせたい時は、機種選定の時に親機子機2台で中継出来る機種を選んだほうがいいでしょう。続き→Wi-Fiの邪魔をするのは壁と床。電波の強さではありません
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