LANケーブルでRJ45を付けるときの色の順番です。基本色となる配色はアメリカの基準で決められていて、TIA/EIA(米国規格協会ANSI)に沿った色順です。
2種類の色順タイプがあり、TIA/EIA-568-A(T568A)とTIA/EIA-B(T568B)に分かれます。日本ではほとんど、この色順で施工されています。ストレートとクロスはこれによって分かれます。通称Aタイプ(T568A)はA、Bタイプ(T568B)はBと呼ばれることが多いです。
LANの成端でAタイプかBタイプにするかは、今後もいちいち迷わないように決めておきましょう。会社での方針があればそれに従い、たまに客先の指定もありますが、ほとんどこちらの好きで成端します。色順は統一することが大事で、手直しや保守の時に人によってテンデバラバラでは困ります。
1,2,3,6番ピン目の色が違います。オレペアとミドペアが逆になります。
このサイトはBタイプで説明してますので、Bの順番を先に。プラグの向き、上下を確認して見て下さい。1番ピン目がオレ白で順番に行き8番ピン目が茶になります。色の順番を分り易く見るためにBIXコネクタに付け線します。
BタイプのRJ45の色の順番/モジュラープラグの色順
【オレ白・オレ・ミド白・青・青白・ミド・茶白・茶】
先の画像を参考にしてBタイプ
1ピン・オレ白
2ピン・オレ
3ピン・ミド白
4ピン・青
5ピン・青白
6ピン・ミド
7ピン・茶白
8ピン・茶
AタイプのRJ45の色の順番/モジュラープラグの色順
【ミド白・ミド・オレ白・青・青白・オレ・茶白・茶】
先の画像を参考にしてAタイプ
1ピン・ミド白
2ピン・ミド
3ピン・オレ白
4ピン・青
5ピン・青白
6ピン・オレ
7ピン・茶白
8ピン・茶
色の順番の覚え方は「Bはオレ白スタート」「Aはミド白スタート」で始まります。白、色、白、色・・・白、色の順番で覚えるといいでしょう。4、5番ピンの青ペアと7、8番ピンの茶ペアは変わりません。
ケーブルの配色は両端ともAタイプか、両端ともBタイプで成端されたケーブルのこと
ケーブルの配色で片方はAタイプで、片方はBタイプで成端されたケーブルのこと