LANの水平配線サブシステムで、パッチパネルを使ったその他の構成です。幹線部分や専用に固定された機器などに使われるパターンです。追加工事やレイアウト変更の時に、全体のチャネル長や接続点の数に注意しましょう。
【パターン6】
パッチパネルを使用したパターンで4と5の場合に、パッチパネル側をもう一段階物理分けするパターンです。この場合はほとんど19インチラック内で設置されるか、架間(ラック間)で使われます。ラック内では2次側パッチパネルが上段、1次側パッチパネルが中段、下段にネットワーク機器を搭載することが多いです。
機器側の口をあまり抜き差ししたくない場合などの時に使われます。1次側のパッチパネルは工事配線となり先端にRJ45を取り付けますので、チャネルで見る時は長さや接続点の数に注意しましょう。チャネルでの接続(ジョイント)数は4つまでで、このパターンがそれにあたります。
【パターン7】
パッチパネルを設置して片端にRJ45を取り付ける構成です。、パーマネントリンクは存在しなくチャネルのみになります。ローカル側の使用する機器が、無線LANのアクセスポイントだったり、銀行のATMなど動かないように固定されている機器の時に使います。もちろんパソコンやHUBに使っても構いません。
【パターン8】
離れた19インチラックや盤をつなぐ幹線として両端にパッチパネルを設置する構成です。パッチパネルの先は機器につなぐ場合と、支線側のパッチパネルへパッチコードでつなぐ場合があります。支線側のパッチパネルにつなぐ時は、チャネルの長さに注意しないといけません。
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